栄養士かせいじんの食育ぶろぐ

主に子どもたちへの食事・食育などの情報を掲載

11月23日は お赤飯の日

おはようございます、栄養士かせいじんです!

 

 

今日は ” 11月23日は お赤飯の日 ”

のお話をしようと思います!

 

 

  1. 勤労感謝の日新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)の関係
  2. 何故お赤飯の日と制定されたのか
  3. お赤飯のお豆について
  4. 我が家のお赤飯の作り方

 

の順でお話していきます。

 

 

↓↓

 

,勤労感謝の日新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)の関係

 

11月23日は、カレンダーで見ると「勤労感謝の日」という祝日です。

 

その日は新嘗祭(にいなめさい、しんじょうさい)という神事が執り行われいます。

 

新嘗祭とは

「神々に五穀の収穫を祝う、新しく収穫された新穀を神々にお供えして五穀豊穣に感謝するもの」

で、農業に関する記念日だったそうです。

 

その歴史は長く、飛鳥時代皇極天皇(こうぎょくてんのう)の時代に始まり

第二次世界大戦後にGHQ占領政策によって「勤労感謝の日」となったそうです。

 

新嘗祭は、勤労感謝の日の由来となったものだったんですね。

 

 

2,何故お赤飯の日と制定されたのか

 

古来より日本では

「赤い色は邪気を払い、厄を除ける」とされ、またお米は高級であったことから、神様には赤い色のごはん「赤米」を炊いて供える風習がありました。

 

そして、江戸時代の中頃では、現在のお米(ジャポニカ種)に、小豆の煮汁で色付けした赤いご飯を「お赤飯」として、現代まで伝えられています。

そのため、ハレの日や特別なお祝には、赤飯を食べる風習が広まったとされています。

 

もともと農業に関する記念日であった勤労感謝の日」という大切な日に合わせて「お赤飯の日」と制定されたそうです。

 

 

3,お赤飯のお豆について

 

赤飯に入っている豆は、小豆やささげ、甘納豆だったりと土地や家庭によって違います。

 

特に これっ!!という決まりはないと思うのですが、煮崩れ・型崩れしないのは

”ささげ”ですので、見た目をキレイに仕上げるならささげをオススメします。

 

 

4,我が家のお赤飯の作り方

 

私は赤飯が好きなので、お正月の時はおせちだけでなく赤飯も炊きます。

 

我が家のレシピを載せておきます。

良ければ参考にしてください。

 

【炊飯器で作る 赤飯】

もち米・・・2合

うるち米(いつものお米)・・・1合

小豆(ささげでも可)・・・50g

酒・・・20ml

塩・・・5g

黒ゴマ・・・お好みで

 

① もち米とうるち米を合わせ、水の濁りがなくなるまで研ぎ、3時間浸漬する。

その後ザルにあげ水気をきる。

 

② 鍋に小豆と小豆の重さの4倍の水(小豆50g×4=200ml)を入れ、一度沸騰させる。

 

③ ②の煮汁を一度捨て、また鍋に 一度茹でた小豆と水(200ml)を入れ沸騰させる。沸騰したら弱火にし、小豆を固めに茹で上げる。

この時の煮汁は捨てずにとっておく!

※また、小豆を完全に柔らかく茹でてしまうと、炊いたときに崩れてしまうので固めに茹でること。

 

④ 炊飯器窯に ①の米、③の煮汁・酒・塩を入れ、3合メモリの少し手前まで水を入れ、(下※参照)③の固めにゆであがった小豆を入れて炊飯を押す。

 

※水分量の計算は

もち米の重さ×0.9+うるち米の重さ×1.3

なので、今回は

300g×0.9+(150g×1.3)=465ml

よって

煮汁+酒+水=465mlが水分量となります。

計量カップで計ってから炊飯釜に入れたところ3合メモリ少し手前でした!

水分量不安な方は計量カップ用いることをオススメします。

 

⑤炊きあがったらお好みで黒ゴマをふりかける。

 

できあがり!

 


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ポイントとしては

お酒を入れることで、お米がふっくらツヤ良く炊き上がります!

 

レシピでわからないところがあればコメント等ください♪

 

 

 

 

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お話は以上となります!

 

お豆の件ですが、私の仕事上ではささげを使っています。

ですが、家庭で作るとなると、ささげは結構お値段しますので小豆でやっています。

小豆でも十分美味しいですよ!

 

3歳長女に食べさせたところ・・・
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そんなに好きじゃなかったようで。

悲しー!

ちょっとは食べてくれたので、厄除けにはなるかなと←

前向きに考えることにしました!

 

今日はお赤飯の日ですね。

みなさんも良ければ、赤飯を炊いてみてください♪

 

 

それではまた、お楽しみにしてください!